ビールを知ってビールを10倍うまくする
はじめに
この記事はKogakuin Univ Advent Calendar 2019 - Adventarの5日目です。
はじめましてNXです。
ここでは大学で得た知識を披露するのが好ましいのですが、私は馬鹿なのでバイト先で学んだことを少し紹介したいと思います。
ということで5日目にして休憩です!
今日は金曜日と言うこともありお酒の話、特にビールの話をしていこうと思います。
ビールを片手にお手元の紙にビールの絵を書いてお待ち下さい。後で使いますので。ってことで乾杯!
そもそもビールって何?
まず大麦を発芽させて麦芽にします。
この時小麦を使用すれば薄い色のビールができますし、黒い麦芽を使えば濃い色のビールができます。
麦芽をお湯に入れて一定の温度で撹拌し、「もろみ」をつくります。デンプンが分解されて糖ができます。
これがビールの甘みになるわけですね。
そしてこれを濾過します。
この時自然に流れ出るものが一番搾り麦汁、お湯をかけて取ると二番絞り麦汁になります。
「一番搾り」っていう名前はここから来てるんですね。
出てきた麦汁を煮沸してホップを投入、ここで苦味と香りをつけます。これに酵母を加えて発酵させ、熟成させれば完成です。
一般的に酵母は最後に取り除きますが取り除かない無濾過ビールも存在します。
また、発酵時に使われる酵母が「エール酵母」か「ラガー酵母」かによって発酵が進むと浮く上面発酵、沈む下面発酵に分かれます。
つまりよく見るエールやラガーという表記はここの発酵の仕方によって変わってくることになります。
好きなビール、苦手なビール
ビールって苦手な人いませんか?私の周りにはそこそこいます。あの独特な苦味が無理とか、そもそも炭酸が無理って人もいましたね。
最近は「クラフトビール」と呼ばれるジャンルのビールが街の至る所に見られます。
ここではクラフトビールについて深くは語らないですがあれは今までのビールの硬いイメージを崩すような
「遊んだビール」
とでも言っておきましょうか。
もちろん悪い意味ではないです。私はクラフトビールが好きなので!
つまり何が言いたいかと言うとビールにはいろんな種類があって絶対に口に合うビールがどこかにあります。
地ビール協会が規定してるビアスタイルは2016年の時点で108種類も存在します。
果実を使ったビールもありますし、さっぱりしたもの、苦いもの、甘いもの……。
皆さんにはいろんなビールを飲んで好きなビールを見つけてもらいたいです。
ビールの注ぎ方、グラス
最初にビールの絵を書いてもらったと思います。
皆さん泡って書きました?
普通は描きますよね。缶とか描いてたらごめんなさい。
でもグラスに書いてる人はほぼ100%泡を描いたんじゃないですかね?
しかもグラスはジョッキ!
家でビールを飲むときは、誰かに泡を作れと言われたかのように無意識に泡を作ろうとしてしまうんじゃないでしょうか?
正直ビールは泡がない方が美味しいこともあります。
泡があるのとないのでは味や香りの出方が変わってくるのでそのビールにあった注ぎ方があったりします。
またグラスにも違いがあり、これによる変化はかなり大きいです。
まずはグラスを購入して、いろんな注ぎ方でいろんなビールを飲んでみるといいかもしれません。
製品情報|グラスを変えるとビールが変わる SPIEGELAU
IPA(India Pale Ale)ビール
私が1番好きなビールはIPAビールです。
他のビールもホップの香りを楽しめますがIPAは特別ホップが多くよりホップを感じられるビールになります。
これはイギリスが、昔植民地だったインドに防腐剤としてホップをたくさん入れてビールを輸送したのが始まりです。
なので名前にIndiaがついているのです。
IPAにもいろんな種類があってよく聞くのが
これはImperial IPAからIIPA、Iが二つなのでW-IPAと呼ばれるそうです。
アルコール度数、苦味も普通のIPAより強めでかなり飲みごたえのあるビールです。
またIPAは通常、常温で飲むのが好ましいとされるビールです。
ビールなら何でもかんでもキンキンに冷やして飲めばいいってわけじゃないとのことです。
もちろん冷やすと喉越しがよくて美味しいのでそれもまた良しだと思います。
ここにオススメのIPAを置いときます。
最後に
今回のこの記事を読んでくれてありがとうございました。
ビールについて少し知っていただけたら幸いです。
ビールって自由ですよね、楽しい文化だと思います。
普段お酒を飲まない方も金曜日ぐらいはお酒飲みましょう、程々にですが……。